【リゾート】海の世界をきれいに残す!アクションカメラでの水中写真撮影テクニック
透明な海が広がるビーチリゾートへの旅。シュノーケリングやスキューバダイビングで出会うカラフルな熱帯魚や美しいサンゴ礁の景色は、大切な旅の思い出として写真に残したいものです。最近ではGoProに代表される小型のアクションカメラや、防水スマホケースの普及によって、誰でも手軽に水中撮影ができるようになりました。しかし、いざ撮影してみると「全体が青っぽくなって綺麗に写らない」「ピントが合わずにボケてしまう」といった悩みに直面しがちです。今回は、水中ならではの性質を理解し、鮮やかでクリアな海の写真を撮るための基本テクニックをご紹介します。
なぜ水中写真は青っぽくなる?「青かぶり」の理由
水中で写真を撮る際、最も大きな障壁となるのが「青かぶり」という現象です。 光は水深が深くなるにつれて水に吸収されていきます。特に波長の長い「赤い光」は水深数メートルでほとんど吸収されてしまい、波長の短い「青い光」だけが残るため、水中写真は全体が青みがかかったような仕上がりになってしまいます。
この青かぶりを防ぐための最も手軽な解決策は、カメラのホワイトバランスの設定です。水中撮影モードがあるカメラでは必ずオンにしましょう。また、水深5メートル以上でのダイビングの際には、赤いフィルター(カラー補正フィルター)をレンズの前に装着することで、吸収された赤色を補正し、熱帯魚やサンゴの本来の色彩を取り戻すことができます。
水中撮影で光を味方につけるコツ
水の中は陸上よりも圧倒的に光の量が少なくなります。そのため、クリアな写真を撮るためには「光の向き」を意識することが重要です。
太陽を背にして撮影する(順光)
水中での基本は、陸上と同じく太陽の光が被写体に直接当たる「順光」での撮影です。水深の浅い場所であれば、太陽の光が差し込んで砂地や魚たちが明るく照らされ、鮮やかな色彩の写真を撮ることができます。
太陽の光を活かしたシルエット写真(逆光)
あえて太陽の方を向いて見上げるように撮影する「逆光」スタイルもおすすめです。泳いでいる人やウミガメの輪郭がシルエットとして浮かび上がり、頭上から降り注ぐ光のカーテン(サンビーム)を背景にした、非常に幻想的でダイナミックな写真を表現できます。
手ブレを防ぎ、クリアに捉えるための機材と設定
水の抵抗がある水中では、想像以上にカメラが揺れやすく、手ブレの原因になります。
- グリップやステーを使用する:カメラを指先で直接持つのではなく、浮力のあるグリップや両手で支えられるステー(マウント)を装着することで、安定感が大幅に増します。
- シャッタースピードを上げる:魚の素早い動きや波による揺れに対応するため、可能であればマニュアル設定でシャッタースピードを「1/250秒」以上に設定すると、被写体ブレを防ぐことができます。
- RAW形式で保存する:後からPCやスマートフォンで色味を調整(レタッチ)したい場合は、RAW形式で撮影しておくと、画質をほとんど劣化させずに青かぶりを綺麗に補正できます。
海の旅をさらに豊かにする水中写真。お気に入りのアクションカメラを手に、ルールと安全(ダイビング中の浮力管理など)を守りながら、美しい水中世界を記録してみてください。
お役立ち情報
- PADIジャパン(世界最大のダイビング教育機関)公式サイト(日本語) ダイビングの基本ルールや安全管理、世界中の魅力的なダイビングスポット情報が掲載されています。
- OM SYSTEM(オリンパス) Tough TG-7 公式製品ページ(日本語) 水中写真愛好家に圧倒的な人気を誇る本格防水コンパクトカメラの仕様と、水中撮影用のアクセサリー情報を紹介しています。
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