海外旅行の荷物を極限まで減らす!プロが実践するパッキング圧縮技術
LCC(格安航空会社)の普及により、機内持ち込み手荷物だけで身軽に海外へ旅立つスタイルが定着してきました。しかし、「荷物がどうしても入りきらない」「重量制限を超えてしまう」と悩む方も多いはず。今回はトラベルプランナーの真が、衣類の圧縮技術から持ち物の「持たない基準」まで、預け入れ手荷物なしで2週間以上の海外渡航を乗り切るための極限パッキング術を徹底解説します。
1. 容積を半分にする「衣類ロール」と「圧縮バッグ」の併用
パッキングで最も体積を占めるのは衣類です。ここをいかに効率よく小さくするかが勝負の分かれ目となります。
- 軍隊式「ミリタリーロール」 Tシャツや下着をただ畳むのではなく、きつく丸めてロール状にする方法です。裾を少し折り返して最後にロール全体を包むようにロックすることで、バッグの中でバラけず、驚くほどコンパクトに収まります。
- ファスナー圧縮バッグの導入 掃除機で空気を吸い出すタイプの圧縮袋は、旅行先で空気を抜くのが難しいためおすすめしません。代わりに、外側のファスナーを閉めるだけで生地を物理的に圧縮できる「圧縮ファスナーポーチ」を使いましょう。これだけで衣類の体積を約40〜50%カットできます。
2. 持ち物を極限まで減らすための「持たないルール」
「念のために持っていこう」はパッキングの最大の敵です。以下の3つのルールで持ち物をふるい落としましょう。
- 現地調達できるものは絶対に持たない 歯ブラシやシャンプーなどのアメニティ、雨傘などは、現地のスーパーやドラッグストアで安価に購入可能です。使い切って現地で処分すれば、帰りの荷物をさらに減らせます。
- 衣類は「3日分」をローテーションする 旅程が10日であっても、衣類は3日分で十分です。ホテルのシンクやシャワールームで毎日洗濯する習慣をつけましょう。速乾性の高いポリエステルやメリノウール素材の衣類を選べば、一晩で乾きます。
- ガジェットは「多機能マルチポート充電器」1個に集約 スマートフォン、モバイルバッテリー、カメラなど、それぞれにACアダプタを持っていくと重くなります。窒化ガリウム(GaN)を採用した高出力かつ複数のUSBポートを持つ急速充電器を1個だけ持参し、ケーブル類も最小限にまとめます。
3. 機内持ち込み制限(7kg)を突破するための重量コントロール
多くの航空会社で、機内持ち込み手荷物の制限は「7kg以下」に設定されています。バッグそのものの重さにも注目しましょう。
重いハードスーツケース(本体だけで3kg前後あるもの)は避け、軽量なソフトキャリーや、頑丈なナイロン製のバックパック(40L以下、1kg未満)を選びます。
また、最も重量がある衣類(ジャケットや厚手のパーカー、スニーカーなど)は、パッキングせずに出国時に身にまとって搭乗します。さらに、電子機器やカメラなどの重量物はコートのポケットに入れておくことで、手荷物の重量計測をスマートにクリアするテクニックもあります。
お役立ち情報
- 外務省 海外安全ホームページ 各国の治安情報、テロ・感染症情報、渡航規制などを提供する政府の公式窓口。パッキング前に現地の最新治安情報を必ず確認しましょう。
- FORTH(厚生労働省 検疫所) 海外旅行者向けの感染症情報サイト。目的地で必要な予防接種や持参すべき常備薬の目安などを調べることができます。
出典: