タイ・アユタヤ遺跡をバンコクから日帰りで巡る!おすすめモデルルート
タイの首都バンコクから北へ約80km。かつて東南アジア最大級の繁栄を誇り、ビルマ軍との戦いによって滅亡したアユタヤ王朝の都「アユタヤ」があります。現在はユネスコ世界遺産に登録され、赤レンガの寺院跡や巨大な仏像が静かに佇んでいます。今回はアジア担当ライターの蒼が、バンコクから日帰りでアユタヤの主要遺跡を効率よく、かつ情緒たっぷりに巡る王道の旅程を提案します。
1. 旅の始まりは「タイ国鉄」で行くガタゴト列車旅
アユタヤへはタクシーやオプショナルツアーでも行けますが、一番おすすめなのはバンコクのクルンテープ・アピワット中央駅からタイ国有鉄道のローカル列車に乗っていくルートです。
所要時間は急行列車で約1時間20分。窓を開けると心地よい風とローカルな景色が流れ込み、旅情をそそります。運賃も非常に安価です。
アユタヤ駅に到着したら、遺跡エリア(川に囲まれた中州)へ移動します。駅の目の前にある渡し船(数バーツ)を使って川を渡るか、駅前で交渉して「トゥクトゥク」(アユタヤ特有の丸っこい三輪車)をチャーター(相場は1時間300バーツ前後)するのがおすすめです。
2. 絶対に外せない!アユタヤの三大遺跡を巡る
アユタヤには数多くの遺跡がありますが、日帰りであれば以下の3大遺跡を中心に回るのが最も効率的です。
① ワット・マハータート —— 木の根に包まれた仏頭
アユタヤを代表する神秘的なスポット。ビルマ軍の侵略によって切り落とされた仏像の頭部が、長い年月をかけて菩提樹の根に取り込まれました。写真を撮る際は、仏頭に敬意を表するため、自分の頭の位置が仏頭よりも低くなるようにしゃがんで撮影するのがルールです。
② ワット・プラシーサンペット —— 三基の美しい仏塔
アユタヤ王朝の王宮跡地に建てられた最も重要な寺院です。東西に並ぶ3基の大きな仏塔には、歴代の王の遺骨が納められています。夜間にはライトアップされ、昼間とは違った幻想的な美しさを見せます。
③ ワット・ローカヤスターラーム —— 巨大な寝大仏
全長約37m、高さ約8mの巨大な涅槃仏(寝大仏)が野外に横たわっています。お釈迦様が悟りを開いた時の安らかな表情をしており、周囲の青空と相まって静謐な雰囲気を漂わせています。
3. アユタヤでのグルメと暑さ対策
遺跡巡りの途中には、アユタヤの名物グルメ「川エビ(クン・メーナム)」を堪能しましょう。川沿いのレストランでは、炭火で香ばしく焼いた大きな川エビを甘酸っぱいシーフードソースでいただくことができます。
また、アユタヤは日陰が非常に少ないため、熱中症対策が必須です。帽子や日傘、こまめな水分補給を心がけましょう。寺院の境内は露出の多い服装(タンクトップやショートパンツなど)での入場が禁止されているため、羽織るものやロングスカート、長ズボンを用意して出かけてください。
お役立ち情報
- タイ国政府観光庁(TAT)公式ホームページ アユタヤをはじめとするタイ各地の公式観光ガイド。遺跡ごとの開館時間や拝観料、最新の規制情報が詳しく掲載されています。
- タイ国有鉄道(SRT)公式サイト バンコクからアユタヤへの列車の時刻表や料金の検索、オンラインでの予約システムが確認できます(英語対応あり)。
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