チェンマイの山頂寺院「ワット・プラタート・ドーイ・ステープ」への行き方と見どころ

出典: Guillaume Meurice / Pexels
タイ北部の古都チェンマイを象徴する寺院、ワット・プラタート・ドーイ・ステープ。標高約1,080メートルのステープ山頂に建ち、黄金に輝く仏塔が美しいタイ屈指の巡礼地である。市内からのアクセスと見どころを整理した。
市内からのアクセス方法
山頂への移動手段はいくつかあるが、最も一般的で手軽なのが、乗り合いトラックであるソンテウの利用だ。旧市街の北門(チャーンプアック門)近くや、チェンマイ大学の正門前付近からドーイ・ステープ行きのソンテウが運行されている。
ある程度の乗客が集まり次第出発し、片道の運賃は40〜60バーツ程度。山道はカーブが多いため、乗り物酔いしやすい方は事前の対策をおすすめする。また、より自由に行動したい場合は、配車アプリの「Grab」を利用してタクシーを手配するのも便利だ。
306段の龍の階段と黄金の仏塔
寺院の入口に着くと、最初に出迎えてくれるのが306段の石階段だ。階段の両脇には、水を司る伝説の蛇「ナーガ(蛇神)」の彫刻が手すりとして飾られており、鬱蒼とした緑の森へと続いている。体力に自信がない場合は、有料のケーブルカー(往復約20バーツ)を利用して山頂へ上ることも可能だ。
階段を上りきると、美しい黄金の仏塔が鎮座する中庭に到着する。中央にそびえる高さ22メートルの仏塔は、14世紀末にビルマ風の様式で建立され、釈迦の遺骨(仏舎利)が納められているとされる。参拝者は仏塔の周りを蓮の花と線香を手にして時計回りに3周回り、お祈りを捧げるのが現地流の参拝ルールだ。
チェンマイの街を一望する展望デッキ
本堂の裏手には展望エリアが広がっており、チェンマイの市街地やチェンマイ国際空港の滑走路を一望できる。乾期の晴れた日には、青空の下に広がる山々と市街地のコントラストが非常に美しい。夕暮れ時や夜間に訪れると、夜景スポットとしても名高いエリアである。
寺院内は神聖な場所であるため、肌の露出の多い服装(タンクトップやショートパンツなど)での入場は禁止されている。服装には十分注意し、歴史ある山頂寺院の静かな空間を楽しんでほしい。
お役立ち情報
- 🇹🇭 ワット・プラタート・ドーイ・ステープ | タイ政府観光庁 — 日本語での詳細なスポット紹介、開館時間や料金などの公式基本情報。
- 📖 ワット・プラタート・ドーイ・ステープ - Wikipedia — 寺院の歴史的背景、仏舎利にまつわる白象の伝説などを網羅した解説記事。