小田急「江の島・鎌倉フリーパス」で巡る、初夏のあじさい日帰り散策ルート
初夏の鎌倉・江の島エリアは、色鮮やかなあじさいが街を彩る一年で最も美しい季節の一つです。しかし、この時期は周辺道路や駐車場が非常に混雑するため、電車での移動が鉄則。そこでおすすめなのが、小田急電鉄が提供する「江の島・鎌倉フリーパス」です。
このお得なきっぷを活用して、江ノ電沿線のあじさいスポットと湘南の海を満喫する、日帰りモデルルートをご紹介します。
「江の島・鎌倉フリーパス」とは?その魅力とお得度
「江の島・鎌倉フリーパス」は、発駅(新宿など)から藤沢駅までの往復切符と、藤沢〜片瀬江ノ島間の小田急線、および江ノ電全線が1日乗り降り自由になるセット券です。
新宿発着の場合、料金は大人1,640円。通常, 新宿〜藤沢間の片道運賃が610円、江ノ電の1日乗車券「のりおりくん」が800円であることを考えると、往復するだけで元が取れる計算になります。さらに沿線の提携施設や飲食店での割引特典も付いており、非常に利便性の高いきっぷです。
午前:長谷寺のあじさい路と鎌倉大仏を巡る
旅のスタートは新宿駅から。小田急線の快速急行に乗り、約1時間で藤沢駅へ向かいます。藤沢駅から江ノ電に乗り換え、まずはあじさいの名所である長谷駅を目指しましょう。
長谷駅から徒歩約5分の場所にある「長谷寺」は、「あじさい寺」としても広く知されています。境内の傾斜地に整備された「あじさい路(眺望散策路)」には、40種類以上、約2,500株のあじさいが咲き誇り、最上部からはあじさい越しに由比ヶ浜の青い海を一望できます。
[!IMPORTANT] あじさい見頃時期の長谷寺は大変混雑するため、あじさい路への入場には整理券が必要です。午前中の早い時間帯に到着し、まず整理券を確保することをおすすめします。待ち時間は、本堂への参拝や、近くにある鎌倉大仏(高徳院)の拝観にあてるのがスマートです。
午後:江の島で潮風を感じながらシラス丼ランチ
長谷で初夏の緑を満喫した後は、再び江ノ電に乗って江ノ島駅へ。レトロな街並みを抜けて江の島弁天橋を渡り、江の島へ上陸します。
江の島での楽しみといえば、やはり名物の「シラス」です。参道沿いや島内各所にある食堂では、新鮮な生シラス(※当日の水揚げ状況による)や、ふっくらと茹で上がった釜揚げシラスを贅沢に盛り付けた「ハーフ&ハーフ丼」などが味わえます。磯の香りとシラスの甘みが口いっぱいに広がり、歩き疲れた体にエネルギーを与えてくれます。
ランチの後は、少し腹ごなしに島内を散策。「江の島サムエル・コッキング苑」では、南国ムード漂う植物と、展望灯台「江の島シーキャンドル」からの360度パノラマ絶景を楽しめます。
夕方:江ノ電の車窓から望む湘南の海と日没
江の島から戻り、夕方は江ノ電の線路沿いを散策します。特に鎌倉高校前駅近くの踏切は、江ノ電と湘南の海がフレームに収まる有名なスポットです。ゆっくりと通り過ぎるグリーンの車体と、夕日に照らされる波のコントラストは、まるで映画のワンシーンのような美しさです。
最後は七里ヶ浜の海岸沿いを歩き、徐々に赤く染まっていく空と、シルエットになって浮かび上がる江の島を眺めながら、充実した1日の旅を締めくくります。江の島・鎌倉フリーパスを握りしめて、心地よい疲労感とともに藤沢経由で新宿への帰路につきましょう。
お役立ち情報
- 江の島・鎌倉フリーパス(小田急電鉄公式):きっぷの買い方、料金、提携施設の一覧が確認できます。
- 鎌倉 長谷寺公式ウェブサイト:あじさいの開花状況や整理券の配布状況がリアルタイムで発信されています。
- 江ノ島電鉄株式会社公式:江ノ電の運行情報やお得なきっぷ、沿線の観光マップが掲載されています。
出典: