朝10時までの涼やかな奇跡!小石川後楽園で愛でるハスとスイレン、都会の真ん中で江戸の大名庭園を巡る
出典: Susanne Jutzeler, suju-foto / Pexels
梅雨の合間にのぞく青空が眩しいこの季節、都会の喧騒を離れて静かな朝の時間を過ごしてみませんか?飯田橋駅からすぐの場所にある小石川後楽園では、初夏を彩るハスとスイレンが美しく咲き誇っています。
水戸黄門こと徳川光圀ゆかりの由緒ある大名庭園で、午前中だけに出会える涼やかな景色と、のんびりベンチで過ごす癒やしのひとときをご紹介します。
なぜ「朝10時まで」? ハスとスイレンを美しく鑑賞する秘訣
ハスとスイレンは、どちらも水辺に咲く美しい花ですが、鑑賞するには大切なルールがあります。それは**「午前中の、できるだけ早い時間帯に訪れること」**です。
これらの花は、日の出とともにゆっくりと花弁を開き、午前中の早い時間に最も美しい満開を迎えます。指示通り、午後になると再び蕾の形へと閉じてしまうのです。この開閉を3〜4日繰り返したのち、花は散っていきます。
そのため、午前9時の開園と同時に入園し、10時頃までに池を巡るのが最も美しく可憐な姿を見るためのコツです。水面に浮かぶように咲くスイレンと、茎を高く伸ばして咲く大輪 of のハス、それぞれの魅力を朝一番の澄んだ空気のなかで感じてみてください。
中国の意匠が息づく、緑豊かな名園をのんびり歩く
小石川後楽園は、江戸時代初期に作られた回遊式築山泉水庭園で、国の特別史跡および特別名勝に指定されています。園内には琵琶湖に見立てた「大泉水」を中心に、明の儒学者・朱舜水の意見を取り入れた中国風の景観が数多く配されています。
水面に美しい半月を描く「円月橋」や、京都の嵐山を模した「大堰川」など、歩を進めるたびに景色が目まぐるしく変化します。池の周りには程よく木陰が広がり、たくさんのベンチが設置されているため、お気に入りのベンチを見つけて読書をしたり、ただ風の音を聞いたりするだけでも心が満たされます。
アクセスとおすすめの入園ルート
小石川後楽園には「東門」(後楽園駅・水道橋駅方面)と「西門」(飯田橋駅方面)の2つの入口があります。朝一番でハスを観賞するなら、蓮池に近い入口からスムーズに回るのがおすすめです。
- 開園時間: 9:00~17:00(入園は16:30まで)
- 入園料: 一般 300円 / 65歳以上 150円(小学生以下および都内在住・在学の中学生は無料)
- アクセス:
- 都営地下鉄大江戸線「飯田橋」C3出口から徒歩約3分
- JR中央・総武線「飯田橋」東口から徒歩約8分
- 東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」中央口から徒歩約8分
お役立ち情報
- 📄 小石川後楽園(東京都公園協会)
- 現在の花の開花状況や、イベント・ガイドツアー情報が随時更新されている公式HPです。
- 📄 都立庭園 案内(公園へ行こう!)
- 小石川後楽園を含む、都内9箇所の文化財庭園の魅力を紹介するポータルサイトです。