都立庭園をお得に巡る!「園結びチケット」と共通パスポートを駆使する日本庭園散策ガイド
東京都内には、江戸時代の大名屋敷跡や明治・大正期の近代名園に由来する歴史的な名園が点在しています。これらは現在、「都立庭園」として一般公開されており、都会の喧騒から逃れて四季折々の自然を楽しむことができる憩いの場です。国の名勝や特別史跡など、文化財保護法に基づいて指定された貴重な庭園ばかりですが、実は非常にお得な割引チケットや共通パスポートが用意されているのをご存じでしょうか。今回は、それらのお得なシステムと、おすすめの散策ルートについてご紹介します。
9つの都立庭園を制覇するお得な割引システム
東京都公園協会が管理する都立庭園は全部で9つ(浜離宮恩賜庭園、旧芝離宮恩賜庭園、小石川後楽園、六義園、旧岩崎邸庭園、向島百花園、清澄庭園、旧古河庭園、殿ヶ谷戸庭園)あります。通常、大人の入園料は150円〜300円ですが、以下のお得なきっぷを利用すると、さらにお得に巡ることができます。
1. 「園結びチケット」(共通入園券)
隣接したり、歴史的・地理的に近かったりする二つの庭園をセットにしたお得な入園券です。
- 「六義・古河 園結びチケット」:駒込エリアの「六義園」と「旧古河庭園」を両方楽しめるチケットで、個別に買うよりも約2割お得になります。
- 「浜離宮・旧芝離宮 園結びチケット」:港区のベイエリアにある二つの大名庭園を巡るチケットで、こちらもセット価格でお得になります。
2. 「都立庭園共通パスポート」(年間パスポート)
都立庭園ファンに最もおすすめなのが、9庭園共通で使える年間パスポートです。購入日から1年間有効で、価格は4,000円。9園すべてを年間で数回ずつ訪れるなら、あっという間に元が取れてしまう最強のパスポートです。
一日で二つの名園を巡る!おすすめ園結びルート
お得な「園結びチケット」を使って週末に楽しめる、おすすめの散策モデルコースをご紹介します。
【駒込ルート】洋と和の美が響き合う贅沢散歩
- 午前:旧古河庭園
ジョサイア・コンドル設計のクラシックな洋館と、斜面に広がるバラ園(洋風庭園)、そしてその下部に広がる小川治兵衛作庭の日本庭園が見事に調和した、大正期の近代庭園を散策します。 - ランチ&徒歩移動
本郷通りを南へ徒歩約15〜20分。下町の雰囲気が残る商店街でランチを楽しんだあと、次の庭園へ。 - 午後:六義園
江戸幕府の五代将軍・徳川綱吉の側用人であった柳沢吉保が設計した、回遊式築山泉水庭園です。広大な池を中心に配置された優美な八十八境の景観を眺めながら、抹茶と季節の和菓子を頂いてのんびり一休みできます。
お役立ち情報
- 都立庭園案内(東京都公園協会)
都内9つの都立庭園それぞれの特徴、入園時間、アクセス、お得な共通入園券の詳細情報が掲載されています。 - GO TOKYO 浜離宮恩賜庭園ガイド
東京の公式観光サイトによる、浜離宮恩賜庭園の見どころや水上バスを利用した浅草へのアクセス情報などの詳細ガイドです。 - 東京・ミュージアム ぐるっとパス
都立庭園の一部(浜離宮、旧岩崎邸、六義園など)も対象に含まれている、東京のアート・文化スポットを巡るための大変お得なパスです。
出典: