谷根千の路地裏で見つける至福の一杯。古民家クラフトビール巡りと下町散歩
昔ながらの路地や歴史ある建物が今なお残り、東京の「昭和レトロ」を代表するエリアとして愛されている谷根千(やねせん=谷中・根津・千駄木)。ここ数年、この古い下町の風情をそのまま残した古民家を改装し、こだわりのビールを提供する小さなビアパブや醸造所が静かに増え、ビール愛好家の間で注目を集めています。
今回は、昼下がりの路地裏散策を楽しみながら、至福のクラフトビールに出会う「大人のお散歩モデルルート」をご紹介します。
旅の始まりは谷中銀座と夕やけだんだんから
散策のスタートはJR日暮里駅の西口から。ゆるやかな坂を下ると、有名な「夕やけだんだん」と呼ばれる階段があり、その先には賑やかな谷中銀座商店街が広がります。
惣菜店やカフェがひしめく商店街では、焼きたての和菓子やコロッケの美味しそうな匂いが漂い、そぞろ歩きをするだけで心が弾みます。この商店街を通り抜けたら、少し横道に入って、静かな住宅街の路地へと足を踏み入れてみましょう。迷路のような細い路地には、古い木造の長屋や、美しいお寺の土壁が顔を覗かせます。
大正浪漫が漂う複合施設「上野桜木あたり」で最初の乾杯
谷中の住宅街を上野方面へ少し歩くと、突如として緑豊かな木々に囲まれたクラシックな日本家屋が現れます。これが、昭和初期の古民家3棟を再生してつくられたコミュニティスペース「上野桜木あたり」です。
この敷地内にある「谷中ビアホール」は、木の温もりが残る大正ロマンあふれる空間で、オリジナルの「谷中ビール」を楽しむことができます。伝統的な和の空間で、よく冷えたオリジナルのクラフトビールを喉に流し込む瞬間は、都会の喧騒を完全に忘れさせてくれる贅沢な体験です。
根津神社を参拝し、根津の古民家ビアパブへ
喉を潤した後は、再びのんびりと坂を下り、千駄木・根津方面へ歩を進めましょう。道中、約1900年前に創祀されたとされる歴史ある根津神社に立ち寄ります。初夏の緑に映える美しい朱塗りの「千本鳥居」をくぐり抜けると、厳かな空気に身が引き締まります。
参拝を終えたら、根津駅近くの路地裏にある「CRAFT BEER & FOOD SAKURA」など、地元のビアバーへ。ここでは全国各地のマイクロブルワリーから仕入れた新鮮な樽生ビールを、こだわりの創作料理と一緒に味わうことができます。
古民家ならではの梁(はり)が露出した天井を眺めながら、注ぎたてのクラフトビールについてスタッフの方と語り合う。そんな静かで心地よい時間が、谷根千の夜を優しく彩ってくれます。
お役立ち情報
- 📄 上野桜木あたり 公式サイト
- 谷中ビアホールをはじめ、ベーカリーやオリーブオイル専門店が入る古民家複合施設の案内とアクセス情報です。
- 📄 谷中銀座商店街 振興組合公式サイト
- 商店街の店舗一覧、イベント情報、歴史を紹介している日本語の公式ページです。
- 📄 根津神社 公式サイト
- 国の重要文化財に指定されている本殿の歴史、年中行事や境内の見どころが詳しく解説されています。
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